英国の中央銀行・イングランド銀行が9日、政策金利維持を発表。高島さんは「事前予想通り5.25%で金利据え置きとなったが、全体的にはハト派だった。ベイリー総裁は“市場は利下げの可能性を過小評価している”と暗示し、ラムスデン副総裁を含め2名が利下げを主張。市場は8月の利下げは織り込み、6月もあり得るとの状況。ヨーロッパは3月にスイスに利下げ開始。スウェーデンの中央銀行も利下げをやっていて、ECB(ヨーロッパ中央銀行)は6月に始めるとの見方が強まっている。米国はシティグループはFRB(連邦準備制度理事会)の利下げが7月に始まるとの見方だが、市場の織り込みは9月以降。ヨーロッパの領域と米国の真ん中にイングランド銀行は自分の立ち位置を置いてきた印象」などと述べた。