天皇皇后両陛下は11日、モンゴルのスポーツの祭典ナーダムの開会式に出席した後、大統領夫妻とともに弓の競技をご覧になった。さらに、モンゴル独自の競技シャガイを観覧された。羊の骨などを指で弾いて的に当てる競技。初めてのナーダムに皇后さまは「弓の様子やシャガイを見ることができて非常に楽しかった」と話されていたという。その後、両陛下は日本にゆかりのあるモンゴル人16人と懇談された。史料館を自費で建てるなど日本人のモンゴル抑留の歴史を伝える活動をしてきたウルズィートグトフさんに、陛下は「素晴らしい活動をされていますね」と労われた。