2つ目のポイントは「ハマスの武装解除」でハマスは武装解除に応じる姿勢を見せていないという。ここでエジプトのシャルムエルシェイクから中継。ハマスは即時の武装解除に応じる姿勢は崩しておらず、先週取材したハマスの幹部は唯一の交渉カードといえる人質全員の解放という判断は難しいものだったとした上でイスラエルが戦闘を再開しないという保証をアメリカから得たことが決め手になったと明らかにした。ただ武器はイスラエルによる占領が続く限り必要だと改めて正当化した。こうした中アラブメディアの一部では、仲介国や周辺国がガザ地区の再型や治安維持を担う代わりにハマスが段階的に武装解除を進めるという案が検討されると伝えられている。ただハマスに武装解除を受け入れされるためには、パレスチナ国家の樹立といった長年先送りされてきた課題に国際社会を含めて向き合う必要があり協議は今後も難航することが予想される。