シヤチハタが開発したトイレの汚れを見える化する「ミエルモ」の紹介。スプレーすると、尿ハネによるトイレの汚れが浮かび上がる。洗浄成分も入っているため、そのまま拭き取れば、汚れも取れる。着色剤と消色剤が同時に噴きかけられ、汚れがない部分は着色剤の青色が消色剤によって消されるが、尿などの汚れがある場合は消色剤が汚れと反応して効果が弱まり着色剤の成分が残って汚れの場所が分かる。便器だけでなく、壁などにも噴きかけ掃除ができていない場所を確認することも可能。開発開始から5年、今月、クラウドファンディングのMakuakeでテスト販売を始めたところ、目標を大きく超え手応えを感じているという。デジタル化が進み、年々、利用する機会が減るハンコ。シヤチハタでも6年前に比べ、売り上げは2割減ったという。そんな中、今、力を入れるのがこれまでの技術とアイデアを生かした新たな商品の開発。「ぺたっち」は手を汚さずにペットや赤ちゃんの手足形を残せる。この夏、SNSで反響が大きかったのが、同じ場所に異なるスタンプを重ねて押していくことで1枚の絵が出来上がる、重ね捺しスタンプラリー。通常のスタンプラリーとは違い一つの絵を完成させるという要素を加えることで新たな体験として楽しめる。