反田恭平さんは2021年にショパン国際ピアノコンクールで2位になった。ファイナルの舞台でオーケストラと弾くのが反田さんの長年の夢だった。最もチケットの取れないピアニストと言われ、読めない言語の国にも呼ばれて演奏し拍手をもらえると演奏していて良かったと思うという。プライベートでは去年、子どもが生まれた。妻はピアニストの小林さん。ショパンコンクールで4位だった。しかも同じ音楽教室に通い、ランドセルの頃から知っていた。子どもはピアノの音が好きだそうで、毎日1時間くらい練習している。一緒に童謡を弾いている。子どもには同じ道を歩ませるより本人の熱意のあるものをやらせたいと反田さんは考えている。子育ては親戚など周りに助けられている。子どもが生まれてすぐ、母に電話して感謝を伝えた。