東南アジアのタイでGDPの2割を占めるとも言われる観光業。その回復の遅れが申告。タイ政府は今年、タイを訪れる外国人旅行者数について、従来の予測よりも100万人少ない3350万人に下方修正。コロナ禍前には4000万人だった。回復が遅れている要因としてあげられているのが、SNSでで治安悪化のイメージが拡散したこと。今年、タイ国境のミャンマーの犯罪拠点で、外国人が特殊詐欺に加担させられていた事件が明らかになり、またカンボジアとの国境で武力衝突が起きたことも治安悪化のイメージに繋がっていると指摘されている。さらに先月、タイ国民から敬愛されてきたシリキット王太后が亡くなり、国内に自粛ムードが広がっていることも背景にあると考えられている。年末にかけてタイ各地では多くのイベントが開かれるが、今年は花火を控えたり、音楽を落ち着いた雰囲気に変更したりするなど、演出の見直しや規模の縮小の動きが出ている。
