先週、シンガポールは、2026年から旅客機の乗客を対象に「SAF税」と呼ばれる新たな税を導入することを発表した。SAFは植物や廃油などを原料とした「持続可能な航空燃料」で、従来のジェット燃料よりもCO2排出量が80%削減することが期待されるが、石油由来の燃料に比べコストが3~5倍高くなる欠点がある。シンガポールは、SAF購入費用に充てるため、国内発の旅客機運賃に税を上乗せして徴収することに決めた。例えば、シンガポールから東京へエコノミークラスで向かう場合、約670円が運賃に上乗せされる見込み。
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