気になるついで買いの実態を調査した。スーパーマルサン 越谷花田店でついで買いを調査。夕食の買い出しに来た20代の女性は、野菜をお肉で巻いて串で食べる豚バラの串がメニューだが、フルーツトマトと玉ねぎをついで買い。60代の夫婦はついで買いで1本118円のトマトジュースを箱買い。また、びんちょうマグロの頭もついで買い。2歳の息子さんがいる家族は、コロッケ(5個入り)をついで買い。子連れのお客さんに密着。3歳のそうまくんのおねだりでチョコレートを1つついで買い。しかしその後結局ジュースとチョコを2つ買ってもらった。今回取材をした子供のいるお客さん10組中7組が子供のために「ついで買い」を行っていた。調べてみるとついで買いには2つの傾向があり1つ目が会計の前に必ず目に入るレジ横。賞味期限が迫り安くなった商品や、単価の低いお菓子などが並んでいる。定点カメラで見てみるとお会計の前についで買いしている人が多い。1番多かったのが、お買い得商品のついで買い。1個108円のカップ麺を定点観測してみると爆売れ。他にも特売品の237円のパスタでは、ミートソースや粉チーズといった関連商品をついで買いした家族も。1日おきに買い物にくるという80代の男性は、必要なものをメモして余計なものは買わないようにしているという。しかしお会計後に見せてもらうとしめじとケーキ2個をついで買い。30代の家族も買うものをしっかりメモして来たが、買う予定の8点を上回る13点をついで買いしてしまった。今回の調査の結果、74組中70組が「ついで買い」を行っていて、1位はお菓子、2位野菜、3位麺類の順でついで買いが多く見られた。