中国の習近平国家主席は今日午後、北京を訪問中の米国のサリバン大統領補佐官と会談した。北京の人民大会堂で行われた会談で習主席は「米国との安定的な関係構築を目指す中国の方針は変わっていない」と強調した。また台湾情勢や中国に対する半導体の輸出規制などを念頭に「中国の主権、安全、発展の利益を断固として守る」とけん制した。一方、米国・サリバン大統領補佐官は会談後に記者会見を行い、中国がフィリピンの南シナ海での合法的活動を妨害しているとして中国側に懸念を伝えたことを明らかにした。
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