10月からジェネリック医薬品ではなく先発医薬品を選ぶとより割高となっている。これまでも先発医薬品もジェネリック医薬品も自己負担部分は存在していたが、新たな制度では2つの薬がある場合1096品目の先発医薬品では先発・ジェネリック医薬品の料金の差の4分の1に消費税をかけた料金が更に上乗せされてしまうようになった。子どもの薬代が無料の自治体を巡っても、特別な料金を支払う必要が出るようになった。この制度はジェネリック医薬品を使う人を増やすことで医療費を抑制する政策だが、先発医薬品を使わざるをえないと医師が認めた場合は新たな料金が発生しない。10月からは先発医薬品をめぐり処方箋も変更されていて、先発医薬品が医療上必要な場合は医療上必要という部分にチェックをつける一方、患者が必要な場合患者自身がチェックを付ける形となる。一方でこの制度は業務負担を増やすことに繋がってしまっている。