日本時間のきのう夜、トランプ大統領と中国・習近平国家主席が電話会談を行った。アメリカ側からの要請で行われたという今回の会談は約1時間半にわたった。先月、スイスで合意した関税の一時的な引き下げについて習主席は「中国対する否定的な措置を撤回すべきだ」とアメリカに要求した。トランプ大統領は「中国と協力して合意の履行に努めたい」との考えを示し、米中の担当者らが早期に会談することで一致したという。アメリカ側からはベッセント財務長官ら3人が参加するとしている。会談後、トランプ氏はSNSで「非常に前向きな結論に至った」などと投稿。会談の中で習主席から中国訪問の招待を受け、トランプ氏も習主席をアメリカに招待したと明らかにしている。