ウォール・ストリート・ジャーナルが、日米関税協議の内幕について報じた。アメリカのラトニック商務長官とグリア通商代表は日米閣僚協議で、早期に合意できない場合は「懲罰的な措置に移行する可能性がある」と警告し、日本に対して対米輸出自動車の台数に上限を設けるよう求める可能性があると言及した。日本側は、自動車への25%の関税が見直されなければ合意に応じない姿勢を一貫して示した。ウォール・ストリート・ジャーナルは、日本との交渉の難航はトランプ政権が交渉期限の目安としている7月9日までに各国と合意する難しさを示していると報じている。