ニューヨークから、東海東京証券アメリカの武井さんが解説。ダウの連投記録が13でストップとなり、好調な株式相場について武井さんは、アメリカ経済がリセッションに陥るとの懸念が急速に弱まっているのが大きな要因だとし、朝方発表された4-6月期の実質GDP速報値は2.4%のプラスと前期から伸びが加速し個人消費も堅調となっていると解説。この先のアメリカ経済について、ソフトランディングのシナリオが現実味を増しているなどとし、FOMCでFRBのパウエル議長が「FRBスタッフはもはやリセッションを予想していない」と指摘し景気後退に否定的な見方を示しており、インフレ率も足元で3%まで低下しFRBの物価目標に近づいていることから、アメリカ経済にとって大きなプラスとなる。また、バイデン政権において成立したインフラ投資雇用促進法が大規模なインフラ建設ブームをもたらしており、今後も経済に貢献するとみているなどと解説した。