鵜飼さんは「今週の焦点はFOMCだと思う。今回FOMCは利上げを見送るというのが私だけではなく、市場のコンセンサスでもある。パウエル議長は前回FOMC後の記者会見で、雇用や物価など5つの指標が次回FOMCの決定に重要と述べていたが、この5つの指標を見る限り、景気は予想以上に強いものの、コアインフレは弱めということで、今回は利上げをとめて、様子を見る余裕があると思う」、壁谷さんは「8月10日に中国の団体旅行が解禁されて、それを反映した初めての統計で注目される。さすがに解禁になってすぐに急増する様子は確認できないかなと思うが、10月初めには国慶節の休暇なども控えているので、秋の旅行シーズンに向けて幸先いい再スタートがとれるかがポイントかと思う」などと話した。