円相場はきょう午前から急速に円高が進み、約1か月ぶりに一時1ドル=149円台まで上昇。きっかけはけさ発表された東京都区部11月の消費者物価指数が市場予想を上回ったこと。市場では日銀が来月の決定会合で追加の利上げに動くのではとの観測が高まり、円を買ってドルを売る動きが強まった。米国ではFRB=連邦準備制度理事会が12月の会合で利下げとの観測から長期金利が低下傾向。この動きも円高を後押しする要因となっている。
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