ウクライナとロシアの一時停戦を目指すアメリカ・トランプ大統領と様々な条件をつけて停戦案に難色を示すロシア・プーチン大統領。2人の電話会談がまもなく始まる。サウジアラビアでアメリカとウクライナが一時停戦に合意したのは1週間前。ウィトコフ特使がロシア・モスクワに出向きプーチン大統領と話し合った5日前。トランプ大統領は「非常に重要な電話会談になる」など話した。クルスク州に展開するウクライナ軍の攻撃拠点だった要衝、スジャ。ロシア軍が連日猛攻を仕掛け、15日にはウクライナ軍も撤退を認めている。ロシア軍はウクライナ・スムイに向けても攻勢を強めていると言われている。クルスクの前線を視察したプーチン大統領は「将来的に国境に沿って安全地帯を設けることを検討してほしい」と指示。トランプ大統領から出てきたキーワード「領土」「発電所」。この2つから導き出されるのは停戦ライン。
ウクライナとロシアの一時停戦を目指すアメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領の電話会談がまもなく始まる。米国メディア・セマフォーは「トランプ政権は戦争を終わらせるための将来の合意の一環でクリミア半島をロシア領として承認することを検討」と報じた。クリミア半島をロシアが一方的に併合したのは11年前の3月18日。