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「カーター氏」 のテレビ露出情報

米国・カーター元大統領の国葬に出席した歴代の大統領の中には、2期目の就任を控えるトランプ氏の姿もあった。カーター元大統領は人権外交を掲げ、1期4年という短い在任期間にパナマ運河返還の条約締結、イスラエルとエジプトの和平合意の仲介、中国との国交正常化などを実現させた。しかし、激しいインフレやエネルギー不足などに見舞われ、イランの米国大使館人質事件で救出作戦に失敗したことがとどめとなり、大統領選挙で、レーガン氏に歴史的な大敗を喫した。一方、退任後は、世界で紛争の解決や人道支援に取り組み、2002年にノーベル平和賞を受賞するなど在任中より退任後の方が高い評価を受けている。カーター氏は2016年の大統領選挙でのトランプ氏の勝利はロシアの介入があったからだと主張した他、トランプ氏に「真実を語れツイッターへの投稿を減らせ」と苦言を呈するなどしていた。一方のトランプ氏は去年の選挙キャンペーン中、「バイデンはカーターよりも悪い米国史上最悪の大統領だ」と述べてバイデン大統領批判の引き合いに出す形でカーター氏を批判。カーター氏の業績でもあるパナマ運河返還については7日に行った記者会見でも言及して、批判を繰り返し米国への返還を求めると主張している。
対立する2人の共通点は、最も大きなものはワシントン政治のアウトサイダー出身の大統領だということ。カーター氏は南部ジョージア州のピーナツ農家出身の庶民派として政界に飛び込み、南部の英語のアクセントを強調して大衆に迎合する演説を行い大統領選挙に勝利した。米国大統領の座がワシントンのエリートの間で受け継がれていた時代にアウトサイダーが、その壁を突破できる前例を作ったといえ、トランプ氏も同じ道を歩んでいる。また、カーター氏は1994年に北朝鮮を訪れ、当時のキムイルソン主席と会談するなど独裁的なリーダーとの面会にためらいを見せなかったことで知られている。こうした姿勢はトランプ氏も同じで1期目ではキムジョンウン総書記と会談した他、ロシア・プーチン大統領との会談にも意欲を示している。また、カーター氏はトランプ氏と同様メディアの影響力を熟知しある時は味方につけ、ある時は批判してけん制するすべに長けていたということ。カーター元大統領は在任中の功績が改めて見直され、退任後の長年の活動から史上最強の元大統領とも評されている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月27日放送 23:50 - 0:35 NHK総合
映像の世紀バタフライエフェクト(映像の世紀 バタフライエフェクト)
1920年代、石炭の煤と霧に塗れたロンドンは鈍色と化していた。蒸気機関車や工場は大量の煙を吐き出し、市内を流れるテムズ川には800万人分の生活排水が流れ込む。悪臭と煤煙、塵埃の漂うロンドンは留学に訪れていた作家・夏目漱石を辟易させたが、画家のクロード・モネは漱石とは対照的に「霧こそがロンドンに圧倒的な偉大さを与えている」と述べるほど黒い霧に覆われたロンドンを[…続きを読む]

2025年1月11日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
トランプ氏は9日にカーター元大統領の国葬に出席した。国葬には歴代大統領が出席し、バイデン大統領は弔事でカーター氏の功績をたたえた。トランプ氏は前日の8日に連邦議会の議事堂を訪れ、安置された棺の前で弔意を示した後、記者団に対し「カーター氏は素晴らしい人だった」と述べ、カーター氏の家族にも会ったことを明らかにした。

2025年1月10日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
9日、米国の歴代の大統領が、カーター元大統領の国葬に参列した。その中に、まもなく就任式を迎えるトランプ次期大統領の姿もあった。バイデン政権で駐日大使を務めてきたエマニュエル駐日大使が、離任を前に都内で最後の記者会見を行った。日本と米国の懸け橋として尽力した3年間の公務。強調したのは、日米韓3か国、日米豪印のクアッドなど中国を意識した同志国の連携を強めてきたこ[…続きを読む]

2025年1月10日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
トランプ次期大統領がデンマークの自治領・グリーンランドについて「アメリカが所有すべきだ」とした主張の波紋が広がり続けている。デンマークの首相はトランプ氏と会談する意向。9日にワシントンでカーター元大統領の国葬が行われた。バイデン大統領の他、クリントン元大統領やブッシュ元大統領などここ30年余りにわたってアメリカを率いてきた歴代の大統領が一堂に会する場となった[…続きを読む]

2025年1月10日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
自民党の菅元総理大臣は米国のカーター元大統領の国葬に石破総理大臣の特使として参列するためワシントンを訪れていて、現地で記者会見した。この中で菅氏は今月トランプ次期政権が発足することについて「日米同盟をさらに高めることが大事だ」と述べ、両国の首脳が緊密に意思疎通できる関係を築くことが重要だという認識を示した。また1期目のトランプ政権のもとで駐日大使を務めたハガ[…続きを読む]

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