TVでた蔵トップ>> キーワード

「ジミー・カーター」 のテレビ露出情報

1620年にプロテスタントの清教徒がイギリスの宗教弾圧から逃れてアメリカにやってきて、理想の宗教社会を築こうとしていた。アメリカ建国後に政府は先住民にキリスト教を広める同化政策を行っていった。その手段になったのが寄宿学校だったという。1920年代になるとキリスト教の信仰心は薄れていく。こうした状況に熱心な信者たちが立ち上がり、アルコールの規制を求めたという。アメリカ南部のこうしたキリスト教の熱心の信者が多い地域をバイブルベルトと呼ぶようになったという。
キリスト教の信仰に再び目が向けられるようになったのは冷戦の時代だ。敵対するソ連がアメリカの予想を超えるスピードで原爆開発を成功させていた。そのころキリスト教の伝道番組「決断の時」が始まったという。そうした中で大統領のドワイト・アイゼンハワーはキリスト教信仰を共産主義と戦うアイデンティティにしようとした。そこで政治と宗教が結びつき福音派が誕生した。その後、ジョン・F・ケネディが大統領になると政教分離を進めることになり、福音派の人たちは社会の潮流から取り残された人たちになっていった。
70年代になると女性の解放運動が全米に広まっていった。そして女性に妊娠中絶を認める判決が出された。また学校ではキリスト教の倫理観では許容できないような性教育が行われるようになり、保守的な福音派の家庭では通学のボイコットが続出した。1976年に福音派信者のジミー・カーターが大統領になり期待を寄せたが、ジミー・カーターは女性の権利を保証する憲法を後押しした。そのため福音派のジェリー・ファルウェルが政治団体を立ち上げて政治的な発言をしていった。
1980年の福音派の集会にロナルド・レーガンが登場し、ジェリー・ファルウェルの宗教票に目をつけた。そしてロナルド・レーガンが大統領になった。共和党と福音派は強い結びつきを持つようになり、アメリカ同時多発テロ事件でジョージ・W・ブッシュはイラク戦争を起こして福音派の支持はさらに強くなった。現在、アメリカの福音派の信者の数は総人口の4分の1になるという。
2025年に福音派の強烈な支持を受けてドナルド・トランプが大統領になった。初日から大統領令に次々に署名していって、就任式後に「我々は宗教を取り戻さなければならない」とかたったと伝えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月13日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュースワールド EYES
イランのアメリカ大使館だった建物がいまは博物館になっている。アメリカの大使館スタッフが使っていた盗聴器などが展示されている。パスポートの偽造に使われたタイプライターなども。「このスパイの巣窟を閉鎖すべきだ」と学生たちによって書かれた壁も。1979年、イランでは親米の王政が打倒され反米の現体制が樹立されるイスラム革命が起きた。強権的だった国王がアメリカに逃れる[…続きを読む]

2025年2月7日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
パナマ運河の”奪還”を狙うトランプ大統領の「強硬発言」について。パナマ運河の利用国は米・中・日の順だが大統領が重要視しているのが中国の影響力。運河の管理はパナマ運河庁によるが、バルボア港・クリストバル港の2つの港を管理しているのが、香港に拠点を置く「CKハチソンHD」の子会社である。大統領は先月の就任演説でも「中国が運河を運営している」と主張した。1080年[…続きを読む]

2024年10月6日放送 7:30 - 8:55 フジテレビ
日曜報道 THE PRIME(日曜報道 THE PRIME)
もともとデパートなどで秋のバーゲンセールの宣伝文句として使われていたという「オクトーバーサプライズ」という言葉。なぜ大統領選で使われるようになったのだろうか。今から44年前の1980年、この年の大統領選は民主党の現職カーター大統領と共和党、レーガン候補が戦った。大きな争点はイランの首都テヘランにある米国大使館で人質になっている大使館員52人の救出問題。選挙戦[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.