イギリスでは、ジャガイモなどの根に寄生して収穫量を減らし、土の中で長期間生存し続けるジャガイモシストセンチュウの被害が問題となっている。イギリスの農業団体が去年1月に公表した資料では、この害虫によるイギリス国内のジャガイモ産業への被害は年間約5000万ポンドだとのこと。イギリス国内の研究所は、何らかの対策を講じなければ2050年までに、スコットランドの種芋産業が立ち行かなくなるおそれがあると警告している。ジャガイモの生産を脅かす「害虫への懸念に加え、仕入れ価格の上昇もみられる。日本国内では、アメリカ産ジャガイモの輸入解禁に向け、農水省が病害虫ごとのリスク調査などの手続きを進めている。
