米国・トランプ次期大統領が「カナダ人の多くが米国の51番目の州になることを望んでいる」と改めて挑発した。トランプ氏は大統領就任初日に、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課す考えを示している。トランプ氏は18日、自身のSNSに「多くのカナダ人が米国の51番目の州になることを望んでいる。そうすれば税金を大幅に節約でき、軍事的な保護も受けられる。素晴らしい考えだ」と投稿した。カナダではフリーランド副首相兼財務相が16日、トランプ氏による関税の脅威を巡ってトルドー首相と対立し辞任するなど、政治的な混乱が生じている。フロリダ州、カナダ・トルドー首相、フリーランド副首相兼財務相(辞任)の映像。