- 出演者
- 生野陽子 岩田明子 高田圭太 安宅晃樹
ポスト石破を決める自民党総裁選挙について投票から新総裁誕生の瞬間まで生中継で伝える。
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現在は逢沢一郎選挙管理委員長による説明が行われている。このあと13時5分から党所属の国会議員による投票が行われる。高田圭太は「今永田町を駆け巡っているのは午前中から開票を行っている各都道府県の党員票で、高市さんが40都道府県で勢いがある。」などと話した。
自民党総裁選にて間もなく所属議員による投票が行われる。小林鷹之、茂木敏充、林芳正、高市早苗、小泉進次郎の5人が立候補している。各都道府県では高市氏が28都道府県でトップに入った。麻生氏の投票について高田圭太は「麻生さんが党員票1位の人に決選投票を入れるべきという考えを示した。」、石破氏について岩田明子は「石破政権を継承する人を支持するということで小泉氏や林氏への働き方を行っていたという。」などと話した。都道府県について岩田明子は「高市さんは都市部で圧倒的な強さを見せている。」、高田圭太は「これまで地方では石破票が強かったが、そこについても高市さんが一定程度持っている。」などと話した。
ポスト石破を決める自民党総裁選の議員投票が行われている。今回の総裁選は国会議員が1人1票持つ国会議員票と全国の党員党友が持つ295票の合わせて590票で争われる。党員票は得票数に応じてドント方式で各候補に比例で配分する形。この590票の中で過半数を獲得した候補がいた場合には、その人が新総裁に選出される形となる。1回目の投票でいずれの候補も過半数を獲得出来なかった場合には上位2名での決選投票に移る形となる。決選投票は国会議員票295票、都道府県連票が47票で合わせると342票で決選投票が行われる。今回のポイントについて岩田明子は「党員票がどこまで尊重される投票行動になるかというところ。」、林氏について高田圭太は「今の情勢だと高市さんが30票から40票程リードする形となるので、議員票で有利とされる小泉氏がどれだけ埋められるかが勝負どころ。」などと話した。
議員投票が続く。まもなく投票が終了する。議員の多くは小泉さんと高市さんの決選投票だと感じているという。どちらが1位になるかが注目されている様子。党員票は高市氏が圧倒的で驚いたという。当初小泉氏の1位はかたいとされていた。党員票=世論ではないという声も聞かれた。決選投票のまえに行われる5分間のスピーチが注目されている。前回は高市氏は不評を買った。高市氏は決選投票でのスピーチに準備を進めている。麻生最高顧問は、麻生派43人に対し、自身は高市氏に票を入れることを告げた。小林氏の陣営は、決選投票では統一した行動はとれないという。茂木氏が、麻生氏にどのような同調ができるかも焦点だ。
自民党総裁選の投票が終了した。いま開票作業に入っていくところだ。高市氏が31都道府県で党員票でトップだという。高市氏のメイクはやわらかくなっているとのこと。前回は黒いインナーだったという。今回はブルーだとのこと。笑顔も増えたという。
元経済安保相の小林鷹之氏。東京大学卒業後に大蔵省に入った。ハーバード大学へ留学。2012年の衆院選で初当選。カラオケのおはこは郷ひろみさんの2億4千万の瞳。がんばれば報われる日本を目指すという。元幹事長の茂木敏充氏は必ず結果を出すという。1993年い初当選。要職を歴任。トランプ大統領からはタフネゴシエーターと称された。林芳正氏は、この国のために仕事をしたいと語った。1995年の参院議員選挙で初当選。2021年には衆議院に鞍替え。これまで6つの主要閣僚をつとめた。記者団のまえでピアノを披露することもある。日本を洗濯するという高市早苗氏。第1次安倍内閣で初入閣。サッチャー元首相があこがれだという。小泉進次郎氏は、父親は小泉純一郎元総理。滝川クリステルさんと結婚。安倍内閣の環境大臣に。現在は農水大臣。戦後最年少の首相へ。
自民党総裁選まもなく投票結果が発表される。
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自民党総裁選は現在選挙管理委員会が票を確認しその後書類にサインをして発表。開票作業で使われていた道具が片付けられている。まもなく投票結果が発表される。
議員投票の結果、投票総数295票。有効投票数は294票。総党員算定票は現在所属国会議員数と同じ295票。合計は589票となり、有効投票等の過半数は295票。議員票は、小林鷹之44票・茂木敏充34票・林芳正72票・高市早苗64票・小泉進次郎80票。党員算定票は、小林鷹之15票・茂木敏充15票・林芳正62票・高市早苗119票・小泉進次郎84票。合計は、小林鷹之59票・茂木敏充49票・林芳正134票・高市早苗183票・小泉進次郎164票。過半数を超えていないため、規定により上位者2人の決選投票を行う。岩田さんは、党員票が高市氏が高かったので麻生派・茂木派・小林陣営から何割指示通り動くかになるという。
小泉進次郎の演説。委員長や選管委員ら、党員党友などに感謝を述べた。1年前、結果が出ず自分の力不足、未熟さと向き合い支えてくれた仲間たちの気持ちに応えることができなかった申し訳なさと向き合い続けたという。再びこの場に立つことが可能となった最大の要因は、1年前の結果で決して見捨てず離れないでいてくれた同士の皆さんだとし、総理総裁になった暁には今度は皆さんに活躍の機会を作る番だとした。4候補ももちろん全てのみなさんと挙党態勢を作り、総裁選で訴えた自民党が1つになることで、物価高対策、治安の不安、外交安全保障の不安などに向き合って野党とともに前に進める体制を作っていくという。これから自民党は立て直して国民からの信頼を回復し、皆と心ひとつに前に進めるよう全力を尽くしていくという。この総裁選で革新したことは、まだまだ国民の役に立てる力がある、この総裁選が候補者間の分断や違いを際立たせるのではなく、大きな方向性で共有しているものに目が向くような融和な総裁選にしてもらったことは全員のおかげとし、改めて申し上げたいことは感謝の一言につきるとした。
高市早苗の演説。再びことに立つことは、国会議員や地方議員、全国党員多くの国民の皆さまのお陰とし深く感謝を申し上げた。それぞれの候補者と議論し、それぞれの良さを活かし合いたいと強く思ったという。今回の総裁選挙に臨んだのは、日本の今と未来のために自民党が変わらなければならないという強い危機感から。自民党はこれまで数々の難題にあたり将来を見据えやるべき政策を実行してきたが、昨今全国各地で厳しい声を聞き、「自民党の政策には夢がない」が一番ショックだったという。国民の声に耳を傾けることを訴えてきた総裁選で、その締めくくりと始まりの今、この場において議員のみなさんと自民党に新たな歴史を刻みたいと強調。まずは物価高対策、中小企業、病院介護施設、生活者の苦労に寄り添う対策を講じ、強い日本経済を取り戻すために日本が優位性を持つ技術、その社会実装と市場展開するという。地域を守る、稼げる農林水産業の育成に力を注ぐという。日米同盟を基軸に同志国連携を強化し自由で開かれたインド・太平洋を主導。そして課題や懸案を持つ国だからこそ対話を重視した姿勢で外交に臨むとした。
高市氏・小泉氏の演説について岩田さんは「小泉さんは、小泉さんらしいあたたかいスピーチで野党とともにという言葉もあり、党内を1つにまとめた上で野党とも丁寧に連携していくという所を強調していたのが特徴だった。高市さんは”日本を思う気持ちは皆同じだ”と党内融和を意識的に強調していて、具体的な政策も散りばめてかなり中身の濃い演説だった」などとコメント。
高市早苗氏は1961年奈良県で生まれ神戸大学を卒業し、松下政経塾に入塾。アメリカ議会のスタッフを経て日本に帰国すると、テレビのキャスターとしても活躍。そして政界に進出し、1993年衆院選に初当選。2006年には第一次安倍内閣で初入閣。去年の総裁選では1回目の投票で1位となり決選投票に進んだが逆転負けとなった。今回再び巡ってきた舞台で、雪辱を果たすことができるのか。
小泉進次郎氏は1981年神奈川県横須賀市で小泉純一郎氏の息子として生まれた。父親の引退に伴い2009年の衆院選に出馬し、初当選。自民党の政権復帰後の安倍政権では、復興政務官・内閣府政務官に就任。2019年には滝川クリステルさんと結婚し、翌月には環境大臣として初入閣。そして今年5月には農水大臣に就任。石破総理の退陣をうけ、今回の総裁選に出馬することを決断。