ロシアによるウクライナ侵攻から3年に合わせて、G7首脳会議が24日オンラインで開かれた。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は首都キーウで訪問中のG7議長国カナダ・トルドー首相と一緒に参加した。ゼレンスキー大統領は会議で、和平交渉にはウクライナとヨーロッパの参加が必要と改めて主張し「G7の支援を強く期待する」と訴えた。会談後の共同声明についてカナダの外相は「まだ調整中」としていて、ロイター通信などはアメリカが共同声明に「ロシアによる侵略」などの文言を盛り込むことを拒否していると伝えている。石破総理大臣は「大事なことはG7が結束していくということだ」と強調した。