山崎貴監督は「ALWAYS三丁目の夕日」などを手がけ、最新作「ゴジラ-1.0」では第96回アカデミー賞で視覚効果賞に輝いた。香取慎吾は監督のデビュー作「ジュブナイル」、2011年公開の「friends もののけ島のナキ」に出演。撮影前、CGなどでどうなるかイラストで説明を受けたが、監督が嬉々としていたのを覚えているという。ゴジラ作品を手掛ける際、監督は人々が求めているゴジラ像は何なのか考えたといい、さらに「シン・ゴジラ」との差別化を図った。「ゴジラ-1.0」ではカッコよくて怖く、最強の熱線を吐くゴジラを目指した。監督は78年に公開された「未知との遭遇」、「スター・ウォーズ」に衝撃を受け、VFXの監督になりたかったという。ただ、作りたい映画のオファーがまるでなく、企画を出せばやれるかもしれないと監督になる決意をした。
「ジュブナイル」では監督として最後の作品になっても悔いが残らないように全てを込めたという。さらに「ゴジラ-1.0」から、グリーンバックの撮影、CG合成を経て映像が完成へと近づく過程を紹介。監督はお気に入りのシーンに木造船を追跡するゴジラを挙げ、「怖くできた」と話す。アメリカでは多くの人が携わる分業制で、巨額の制作費が投じられている。第1作でゴジラが電車を咥えるシーンがあるが、「ゴジラ-1.0」では電車内部の人がどうなっているか描きたいと考えた。元々、電車一両を制作してくれるはずが、予算の都合上、椅子だけになったという。
山崎監督は映画を撮影する上で、CGで一から制作よりも俳優の豊かな演技の方が早いと考え、これからも俳優の演技は求められるという。また、ゴジラの制作中、「シン・ゴジラ」を手がけた庵野秀明監督を勝手にライバル視していた。監督は「心から『まいりました』って作品を見ると、すごい燃えます」と話す。監督は「シン・ゴジラ」があったからこそ、違う土俵で戦うことを意識したという。一番緊張するのは映画ができあがり、公開するまでの間で、「お金もかけちゃってるし、ヒットしなければいけないことになっている。周囲の空気が」などと吐露した。今回、香取慎吾と「ジュブナイル」について語り合うなどし、監督として新鮮な気持ちになったという。
「ジュブナイル」では監督として最後の作品になっても悔いが残らないように全てを込めたという。さらに「ゴジラ-1.0」から、グリーンバックの撮影、CG合成を経て映像が完成へと近づく過程を紹介。監督はお気に入りのシーンに木造船を追跡するゴジラを挙げ、「怖くできた」と話す。アメリカでは多くの人が携わる分業制で、巨額の制作費が投じられている。第1作でゴジラが電車を咥えるシーンがあるが、「ゴジラ-1.0」では電車内部の人がどうなっているか描きたいと考えた。元々、電車一両を制作してくれるはずが、予算の都合上、椅子だけになったという。
山崎監督は映画を撮影する上で、CGで一から制作よりも俳優の豊かな演技の方が早いと考え、これからも俳優の演技は求められるという。また、ゴジラの制作中、「シン・ゴジラ」を手がけた庵野秀明監督を勝手にライバル視していた。監督は「心から『まいりました』って作品を見ると、すごい燃えます」と話す。監督は「シン・ゴジラ」があったからこそ、違う土俵で戦うことを意識したという。一番緊張するのは映画ができあがり、公開するまでの間で、「お金もかけちゃってるし、ヒットしなければいけないことになっている。周囲の空気が」などと吐露した。今回、香取慎吾と「ジュブナイル」について語り合うなどし、監督として新鮮な気持ちになったという。