柔道混合団体が銀メダル獲得。野村さんは「柔道を知ってる人も知らない人も興奮する柔道の面白さと団体戦の魅力の全てが詰まった最高の決勝戦だった。日本柔道は常にプレッシャーと向き合ってきたからこそ長年お家芸として世界に君臨している」等と解説。決勝の対戦表を振り返った。高山莉加選手が1階級上のディコ選手、角田夏実選手が2階級上のシジク選手、阿部一二三選手が1階級上のギャバ選手と対戦している。階級違いの試合については「柔道は階級の幅が結構ある。階級が変われば身長も体格も筋力も違う。組み合うのでダイレクトにパワーを受ける。階級上の選手と戦うことは相当ハード。対戦する選手を予想しながら監督が出場選手を決断し、中には自分から申告する選手もいるかもしれない」等と解説。デジタルルーレットについては「国際柔道連盟も管理している素晴らしい舞台で不正が行われることは絶対ありえない」等と指摘した。印象に残った試合については「2連覇を達成した阿部一二三選手。一瞬の判断の能力と相手を投げることに特化した豪快な柔道は見てて魅力がある。東京五輪で金メダルを獲得する前から「僕は4連覇して野村さんの記録を抜かします」と宣言しているので有言実行が見えてきた」等とコメント。