日本時間おととい、柔道混合団体が行われた。柔道混合団体は男女3階級ずつ、計6階級で試合。先に4勝した方が勝ち。決勝まで勝ち上がった日本は地元フランスと対戦。前回の東京オリンピックと同じカードとなった。会場の雰囲気が完全アウェイの中、1番手に男子90キロ級銀メダリスト・村尾三四郎が登場し見事勝利。次戦、女子78キロ超級に高山莉加が登場。日本勢で唯一、初戦から全4試合に登場。相手は1階級上、女子78キロ超級銅メダリスト・Rディコ。高山莉加は果敢に攻め、見事技利を決めて勝利。個人では振るわなかったが、団体では見事な役割を果たした。3番手には斉藤立が登場。男子100キロ超級金メダリスト・Tリネールに敗れ、日本は2勝1敗。4番手に女子48キロ級金メダリスト・角田夏実が登場。相手は2階級上の選手と対戦したが、階級をものともせず攻め続け、得意の巴投げで一本。日本3勝、金メダルに大手をかけた。次戦、男子66キロ級金メダリスト・阿部一二三が、1階級上、73キロ級銀メダリスト・Jギャバと対戦。ギャバの一本で敗北。その後、高市未来も敗れ、勝負はルーレットにより、斉藤立とTリネールが対戦。またもリネールに敗れ、日本は金メダルを獲得出来なかった。悔しい結果となったが、選手たちの目は次に向いていた。村尾三四郎は「悔しい結果となったが、オリンピックの借りはオリンピックでしか返せないと思っているので、4年後ロサンゼルスオリンピックで個人・団体とも金メダルをとるためにまた頑張っていきたい」などとコメント。