岡三証券NY・荻原裕司さんに話を聞く。ソフトウェア株が軟調。荻原さんは「これまでのAI懸念は加熱する巨額な設備投資のバブル崩壊から、プラスマイナス両面でディスラプションになった。かつてインターネットの登場で雑誌、新聞の印刷業界が縮小、iPhoneの登場でデジタルカメラ市場が縮小など行動変化がもたらされてきた。今後、AIによる技術革新が産業構造を塗り替える過程で株式市場でも勝ち組、負け組を選別する動きが続くと予想される。ソフトウェアはこれからも必要。重要なのはユーザーがどうお金を支払うか。AIエージェントとして普及する時代になると、AIソフトウエアの課金体系は「1人当たりの月額固定」から「従量・成果連動型」になる可能性がある。ソフトウエア企業は自社アプリをAIエージェントに選ばれるものに作り変えること、プラットホームの提供が求められる。セールスフォースやマイクロソフトなど大手ソフトウエア企業は対応可能だが、そうでない企業は負け組になってしまうかもしれない」などと話し、「ブラックストーン・グレイ社長は投資判断においてAIがもたらすリスクの把握が最優先事項になっている」と述べた。
