パリオリンピックは12日目を迎えた。「あと一つ」と言葉をつづったのはレスリングの文田健一郎選手。東京オリンピックでは銀メダル。準決勝の試合時間は6分。腰から下への攻撃や防御が禁止のグレコローマンスタイル。得意の反り投げを決めるなど4−3でZ・シャルシェンペコフに勝利し金メダルまであと一つ。話題となっているのが文田選手の靴下。文田選手は大の猫好きで休みの日には猫カフェに通うほどで“にゃんこレスラー”とも呼ばれている。大好きな猫の靴下を身につけ、文田選手が金メダルを目指し日本時間あす決勝に臨む。文田は「3年間次(決勝)で勝つことだけを考えてきたので、その3年分の思いを全部ぶつけたいと思います」と話した。