バイデン大統領が議会に対してウクライナとイスラエルを支援するための緊急予算を求める中、議会下院は共和党が提案したイスラエル支援に限定した予算案を可決。バイデン大統領はこれを認められないという考えを示している。共和党内の一部の保守強硬派はこれまでウクライナ支援に対して否定的な見方を示していた。カービー戦略広報調整官は2日の記者会見で「大統領はすべてが国の安全保障にとって緊急で重要だと考えている」と述べている。バイデン大統領はイスラエル支援のみの予算案について、例え上院で可決されても拒否権を行使する考えだと強調、今後議会が紛糾することも予想される。