- 出演者
- 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 吉永みち子 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 末延吉正
出演者等が挨拶をした。
「白鷺城」の愛称で知られる世界遺産の姫路城。去年の来場者数は148万人。うち外国人観光客が45万人(3割)。きのう兵庫県姫路市で清元秀泰姫路市長は「木造のメインタワーに対するオーバーツーリズムの問題がある。」などと述べた。現在18歳以上の入場料は1000円だが、外国人観光客のみ約4倍の価格に引き上げることを検討している。こうした料金設定は、世界的にみても珍しくはない。例えばエジプト・ピラミッドエリアは、周辺国とそれ以外の国の人で価格に大きな差がある。姫路市は、城の保存などの費用を算定し1年近くかけて検討するという。
オープニング映像。
警察庁によると、SNS型投資詐欺は今年4月までに被害が約2500件・被害額は334億円で去年をはるかに上回るペースで急増している。政府はLINE・facebook・InstagramなどのSNSで「広告審査が十分にされていない」として、SNS事業者側に違法な広告の事前審査の徹底や削除を求めることなどを柱とした総合対策を決定した。政府は今後、「広告の放置は犯罪のほう助になる」として、事業者側にも刑事責任を問う可能性もあるとするガイドラインの策定を進める。
東京都知事選挙の告示まであと2日。すでに立候補を表明している前安芸高田市長・石丸伸二氏がきのう、会見を開き公約を発表した。最も重点を置く政治再建は政治に対する興味・関心を持ってもらい、AIを活用し効率的に民意を集約し、利権政治からの脱却をはかるとしている。一方、立候補を表明している蓮舫参議院議員はきのう午後7時から支持者が開催する集会に登壇した。蓮舫氏が都民に訴えたことは東京・明治神宮外苑の再開発。計画では神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて新築するほか、高さ約190mの高層ビル2棟などが新たに建設される。大量の樹木が伐採の対象になっていて、ユネスコの諮問機関、イコモスや地域住民らが計画の見直しを求める声を上げている。すでに立候補を表明している自衛隊元航空幕僚長・田母神俊雄氏にも動きがあった。一昨日、田母神氏の隣に座ったのは先週出馬会見を開いた元衆議院議員・小林興起氏だ。2人は1本化で合意し、小林氏が出馬を取りやめることになった。来月7日に投開票が行われる首都決戦。そのほかにも多数の候補者が出馬を表明していて、50人以上によって争われる見通し。小池知事は午前10時から始まったオンライン会見で保育料無償化の拡大を柱とした子育て支援などの公約を発表した。
小池都知事が掲げた3つの公約「シティ」を紹介。セーフシティ(首都防衛など)、ダイバーシティ(種さん・子育てにお金のかからない街など)、スマートシティ(脱酸素・防犯・暑さ対策など)。末延さんは広域行政をどう進めるのかなどと話した。蓮舫氏はきょう午後2時から公約発表。蓮舫氏はきのう7つの約束のうち最も力を入れたい2本の柱を発表するしている。きのう石丸伸二氏は公約「東京を動かそう」を発表。田母神俊雄氏もきょう午後2時から公約発表。末延さんは「皆さんだいたい同じようなとこ突いてるんで、問題はどう実現するのかというそのプロセス」などと話した。
ニュースのラインナップの紹介。「アメリカで山火事と闘うエリート消防隊」、「中国の首相が7年ぶりにオーストラリア訪問」の2つがピックアップされた。
昨日、中国・李強首相がオーストラリアでアルバニージー首相と会談。エネルギーと鉱業の分野で協力を拡大し、中国はビザ免除プログラムにオーストラリアを含める予定。中国・李強首相はアデレード動物園を訪れジャイアントパンダのワンワンとフーニーを視察した。2頭のパンダは2009年にオーストラリアとの神前の象徴として、また世界的な保護計画の一環として南半球に貸与された初めてのパンダとなった。2頭は今年11月に中国に返還が決まっている。李強首相はまた新たに2頭のパンダを貸与すると発表。李強首相は動物を介した外交で融和ムードをアピールした。
オーストラリアは2020年にモリソン前首相が新型コロナの発生源について独立した調査を求め関係が悪化し、中国がオーストラリア産ワインに218%の高関税をかけるなどして圧力を強めていた。2022年にアルバニージー氏が率いる労働党が勝利し政権交代となり、急速に両国の関係は回復した。中国は段階的に輸入制限を解除し3月にはオーストラリア産ワインの高関税を撤廃した。中国側の思惑としてクアッド、AUKUSに関係改善で揺さぶりをかける狙いがあると見られている。オーストラリアでの中国についての世論調査では2018年では「経済的なパートナー」と見る人は「82%」だったが、今年3月では「44%」となった。また「安全上の脅威」と見る人は今年3月で「53%」となっている。オーストラリア・アルバニージー首相は共同記者発表で、台湾海峡や南シナ海での中国の覇権主義的動きを念頭に「いかなる国も支配したり支配されたりしてはならない」とけん制したという。
気候変動により世界中で深刻化する山火事。ロサンゼルス郊外では今年初となる大規模火災が発生し、世田谷区とほぼ同じ広さが焼失した。これから山火事が起きやすい季節を迎えるなか、ワシントン州のある消防隊が注目されている。山火事の際、燃え広がらないよう事前に木や草などを燃やし除去する火入れや、拠点となるテントの設営・現場の調査などさまざまな仕事をこなす消防隊員の意外な経歴。「アルカディア20」は、受刑者らによって構成されている。ワシントン州では更生プログラムの一環で、およそ230人の受刑者が消防作業に参加している。アルカディア20は、その中で能力に秀でた受刑者を選抜したエリート消防隊。隊員は消防作業に関わる技術と同時に、社会に認められるということも学んでいく。隊員には自由度の高い生活や受刑者としては破格の給与が支払われ、基本給は最高でおよそ60万円。年収は手当を含めると1000万円近くと矯正施設の職員より収入が多い人もいる。刑期を終えた隊員は、そのまま消防局に就職する人もいて、新たな人生を歩み出すきっかけになっているという。
アメリカでは山火事による被害が深刻化している。アメリカの国立合同消防センターによるとアメリカでは去年5万5571件の山火事が発生し、およそ1万平方キロメートルが焼失した。ワシントン州の政府機関は、今年は例年よりも山火事の発生確率が高く、山火事のシーズンも長くなると予想しているとロイター通信が報じている。その一方で、山火事に対応する消防士が不足しているという現状がある。BBCによると、アメリカの消防士の人数は1984年から2020年にかけて20万人以上減少したという。AP通信によると、消防署を閉鎖する地域も出てきている。消防士が減っている要因について、ガーディアンは精神的肉体的な負担に加え政府の予算不足により宿舎などが老朽化し、劣悪な環境で生活せざるを得ないことから離職者が増えていると指摘している。人材不足の中で注目されているのが、受刑者による消防隊。AP通信によると、カリフォルニア州・フロリダ州・オレゴン州・ワシントン州などで受刑者が消防士として活躍しているが、1日当たり300円程度の給与しか支払われない場合がほとんど。アルカディア20のように優秀な人材を集め、高い給与を支払うというケースはワシントン州だけの取り組みだという。アルカディア20の更生プログラムは、出所後の雇用にもつながることから再犯防止にも期待できる。末延さんは「コレをうまく活用していけば、ウィンウィンの関係になっていく。ただ、300円というのはもう少し改善してほしい。」などとコメントした。吉永さんは「ここのチームを作るまでに相当選抜もきちんとしていると思う。きちっとしたスキル・訓練をしたうえで、自信をもって送り出しているチーム何だと思います。彼らも犯罪を犯してしまったけども、そのなかで社会で必要とされることで自信をもつでしょうし、このことが出所後のきちっとした定職に結びついていくことになると再犯防止になる。見事な更生プログラムなんだと思います。」などとコメントした。
国会議員に毎月100万円支給される旧文書通信交通滞在費を巡っては、岸田総理と日本維新の会・馬場伸幸代表が使い道の公開などを義務付ける立法措置を講じることで合意している。ただ、岸田総理はきのうも今の国会での法改正について明言しなかった。維新は「嘘つき内閣」などと反発を強めており、、岸田総理に対する問責決議案を提出する方向で検討している。また、政治資金規正法の改正案に対しても衆議院での賛成から一転して、参議院の採決では反対する方針を固めた。
警察庁によるとSNS型投資詐欺の被害は今年4月までにおよそ2,500件・被害額は334億円と去年をはるかに上回るペースで急増している。政府はLINE・フェイスブック・インスタグラムなどのSNSで広告審査が十分にされていないとして事業者側に違法な広告に対する事前審査の徹底や削除を求めることなどを柱とした総合対策を決定した。政府は今後、「広告の放置は犯罪の幇助になる」として事業者側も刑事責任が問われる可能性があるとするガイドラインの策定を進める方針。吉永さんは「やっとかという感じがする。散々池上さんやホリエモンさんが訴えて事業者側も儲からないので放置された中で被害が増えてきている。本来は国があれだけ投資を勧めていたんだから、本当はこういうことも整備した上できちっとするべきだったと思う。詐欺は巧妙化していくので、私たちもきちっと見抜くだけのリテラシーを子供の頃から身に付けないと負けてしまう」などとコメントした。
スイスのビジネススクール「IMD」は世界67の国と地域について、経営環境や政策などを評価し、「世界競争力ランキング」として発表している。日本は去年35位から順位を落とし、過去最低の38位となった。特にビジネスの効率性に関する項目が低い評価で、「起業家精神」や「企業の機敏性」が最下位だった。また、IMDは「歴史的な円安が日本の順位低下に影響した」とした上で、「国内の年金受給者の購買力低下、財政不均衡などの問題を生み出している」と指摘している。トップはシンガポールで、スイス、デンマークが続く。
サッカー元日本代表の岡崎慎司さんは、代表歴代3位の50ゴールを記録。W杯に3大会連続出場するなど日本を代表するストライカーとして活躍した。岡崎さんの代名詞といえばダイビングヘッド。泥臭いプレースタイルでファンを魅了してきた。岡崎さんは会見で「もっと点を取れたし、もっと重要な記憶に残るゴールを取れると思ってやってきた。後悔だらけというか、自分が口にした目標はほとんど達成できていない」と話す。今後はドイツ6部リーグのチームで監督を務めるとのことだが、指導者としての目標について「日本代表の監督になりたい。ワールドカップで優勝したいというのがメインの自分の目標」と話した。
弾丸登山を規制するため入山規制ゲートを設置した。ゲートは5合目に設置され、幅約8メートル・高さ約1.8メートル。夜通しで一気に山頂を目指す弾丸登山が問題となる中、来月1日から始まる夏山シーズンでは午後4時~午前3時までの間、ゲートと締めて登れないよう規制する。また、ゲートを通過できる上限を1日あたり4,000人に制限し、1人2,000円の通行量を徴収することにしている。今回のゲート設置について山梨県・長崎知事は「まず山梨県が役割を果たすことが重要。今年は両県がそれぞれのやり方でやってみて、改善点など両県で知恵を出し合いたい」としている。
きのう行われた将棋の棋聖戦五番勝負・第2局。挑戦者の山崎隆之八段は「向かい飛車」を採用し果敢に攻めるが、藤井聡太八冠は攻守自在の差し回しで優位に進め、111手で勝利した。藤井八冠は棋聖戦を4連覇中で、今回防衛すれば通算5回目のタイトル獲得で与えられる「永世棋聖」を名乗る資格を与えられる。注目の第3局は来月1日に名古屋市で行われる。
海を回遊するシャチの群れをよく見ると、人目を引く一風変わった姿があった。なんと全身が真っ白。きのう北海道・羅臼町沖の根室海峡でめったに見られないことから”幻の存在”とされる「白いシャチ」が2頭出現した。15年間シャチの撮影を続け、白いシャチに出会うことができた写真家は「初めて会うことができました。やっと会えた感動と写真を撮らなきゃということで必死でした」と語る。白いシャチが2頭同時に見られたのは2021年以来3年ぶりのこと。