スイスのビジネススクール「IMD」は世界67の国と地域について、経営環境や政策などを評価し、「世界競争力ランキング」として発表している。日本は去年35位から順位を落とし、過去最低の38位となった。特にビジネスの効率性に関する項目が低い評価で、「起業家精神」や「企業の機敏性」が最下位だった。また、IMDは「歴史的な円安が日本の順位低下に影響した」とした上で、「国内の年金受給者の購買力低下、財政不均衡などの問題を生み出している」と指摘している。トップはシンガポールで、スイス、デンマークが続く。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.