東京都知事選挙の告示まであと2日。すでに立候補を表明している前安芸高田市長・石丸伸二氏がきのう、会見を開き公約を発表した。最も重点を置く政治再建は政治に対する興味・関心を持ってもらい、AIを活用し効率的に民意を集約し、利権政治からの脱却をはかるとしている。一方、立候補を表明している蓮舫参議院議員はきのう午後7時から支持者が開催する集会に登壇した。蓮舫氏が都民に訴えたことは東京・明治神宮外苑の再開発。計画では神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて新築するほか、高さ約190mの高層ビル2棟などが新たに建設される。大量の樹木が伐採の対象になっていて、ユネスコの諮問機関、イコモスや地域住民らが計画の見直しを求める声を上げている。すでに立候補を表明している自衛隊元航空幕僚長・田母神俊雄氏にも動きがあった。一昨日、田母神氏の隣に座ったのは先週出馬会見を開いた元衆議院議員・小林興起氏だ。2人は1本化で合意し、小林氏が出馬を取りやめることになった。来月7日に投開票が行われる首都決戦。そのほかにも多数の候補者が出馬を表明していて、50人以上によって争われる見通し。小池知事は午前10時から始まったオンライン会見で保育料無償化の拡大を柱とした子育て支援などの公約を発表した。