米国南部に先月下旬に上陸した大型のハリケーン・ヘリーンによる死者が200人を超えた。ハリケーン・ヘリーンは先月26日、米国・フロリダ州に上陸し、ノースカロライナ州やジョージア州などで大規模な洪水や土砂崩れが相次いだ。米国メディアによるとこれまでに少なくとも200人が死亡。今も多くの住民が行方不明になっていて、100万戸以上で停電が続いている。米国・大統領選挙まで約1か月となる中、いち早く現地入りしたトランプ前大統領がバイデン政権の対応を厳しく非難した。バイデン大統領とハリス副大統領もそれぞれ被災地を視察していて、ハリケーンへの対応が大統領選の争点に浮上している。