米国大統領選挙まであと2日。ハリス副大統領とトランプ前大統領は、それぞれ激戦州をまわり支持を訴えた。ハリス氏は、トランプ氏への批判を封印。Z世代を含む若者の支持獲得につなげたい。最新の世論調査(リアルクリアポリティクス)によると、ミシガン州ではハリス氏がわずかにリード。トランプ前大統領は、1日で3つの激戦州を回り、ハリス氏への批判を繰り返すと共に、投票に行くよう訴えた。ペンシルベニア州の集会では、7月の暗殺未遂事件後に設置されるようになった防弾ガラスへの不満を口にした流れで、「私を狙うためには、フェイクニュースを貫くように撃たなければならない。そうなったとしても私はそれほど気にしない」と述べた。さらに、反トランプ派の共和党元議員・リズチェイニー氏について、「銃の標的にして、どう感じるか見てみよう」と述べるなど、選挙戦の最終盤、暴力的な発言をエスカレートさせている。