- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
小泉氏が新農水大臣就任会見。備蓄米の入札見直しを口にした。任命の際に石破総理からは随意契約を活用した備蓄米売り渡しを検討するよう指示があったそうで、来週の備蓄米入札を一旦中止し具体的対応策を早急に整理するよう事務方に指示したとのこと。これまでの備蓄米の入札は高値をつけた業者が落札する競争入札だった。そのため3回目の入札でも、政府の買上げ価格より9097円高い落札価格となっていた。この入札を随意契約に見直せば、政府と集荷業者が直接契約できるので、価格を下げられる可能性がある。一般的には政府が特定の業者を選んで公共の財産を安く売り渡すのは好ましくないが、小泉氏は「大胆な手が必要だと思っている」などと話す。
一方江藤氏は「石破総理に辞表を提出してきた」と話す。江藤氏は「コメは買ったことがない」などとパーティーで失言をし、石破政権初の更迭となった。辞表が受理された4時間半後、官邸に呼び込まれた小泉新大臣は「総理からもらった指示書の中ではとにかくコメだと。コメの高騰にスピード感を持って対応できるよう全力尽くしたい」などと話した。小泉氏は、石破政権発足直後は選挙対策委員長を務めていたが、その後辞任し要職を離れていた。石破総理は小泉氏を選んだ理由について「課題が山積するなか、強力なリーダーシップとこれまでの経験の下、解決に向け全力を挙げて取り組んでもらいたい」「小泉氏は農業などにおいて経験、見識、改革への情熱を持っている」などとコメント。
小泉氏が農業政策に深く関わりだしたのは、10年前に農林部会長に就任したとき。農林族と呼ばれる自民党内議員などと向き合い、農業改革推進を担った。JAを訪問したことも。JA全農の株式会社化などを盛り込んだ農業改革案は激しい議論の末、骨抜きに終わったといわれ、この際小泉氏は「負けて勝つかな」と話していた。時は経ち、現在。3月中に入札された備蓄米21万トンのうち、小売・外食産業に出回ったのは10.5%に留まる。9割以上を落札しているのがJAで、価格高止まりの一因ともいわれる。小泉氏は「いままで組織に気をつかいすぎて、本来であればもっと消費者の目線でやってこなければいけなかった改革が遅れている」などと話した。
石破総理は党首討論にて「新しい農林水産大臣のもとで必ずコメを下げる」「安定的にコメが安くなることも目指す」と話し、野党からの指摘にも「コメは3000円代でなければならない。ならなけらば責任を取っていかねばならない」などと返した。さらに「増産にかじを切る必要があるのでは」などと農業政策そのものの見直しを迫る野党に対して、「同意する」と総理は返し、減反政策見直しの可能性も。小泉氏も「作るなという農政ではなく意欲を持って作ってもらい、余った部分があるとしたら輸出をするんだと」などと、その可能性について会見で触れた。
小泉氏が新農水大臣に就任。起用の狙いを解説。石破総理の支持率低下の最大の要因はコメ価格高騰で、それを総理は自覚しているので、小泉氏の起用は政権の名誉をかけた人事。「自民党は組織に向きすぎていたので、これからはその先にいる消費者と向き合うべき」と小泉氏は話していたという。農水族トップの森山氏から小泉氏は打診を受けたそう。今後改革を進めれば軋轢を生む可能性もあるが、総理はリスクをとってでも同じ方向性の小泉氏を起用したのではないか。
小泉氏新農水大臣就任の解説。これは小泉氏にとっても勝負どころ。進次郎ブランドにキズがついた中での起用なので、ピンチはチャンスだが、結果がでなければピンチはピンチのまま終わる可能性も。石破政権にとっても小泉氏にとっても、命運をかけた人事。
小泉氏新農水大臣就任。「小泉氏は、事実上の減反政策からの脱皮1つとっても、石破総理と考えの近い人」「政権の命運をかけた人事が吉と出るかは、総理と新大臣の決意のほどにかかっている」などとスタジオでコメント。
党首討論にて立憲野田代表は「年金協議真剣にやりましょう」と総理に迫り、厚生年金積立金を活用した基礎年金の底上げの復活を要求。総理は法案は底上げだけが目的でないと反論したうえで「他党の意見も聞きながら結論を得るための努力をしたい」などと返した。また給付付き税額控除について総理は「ひとつの解だと思っている」と述べた。
長野では真夏なみに気温があがったことで、夕方からは激しい雷雨や雹に。鹿児島市内では大雨で道路が冠水し、伊佐市では市内に避難指示が出されるほど。日中は各地でうだるような暑さになり、全国216地点で真夏日。1番暑かったのは岐阜の神岡で35度を記録し、全国初の猛暑日に。福島では衣替えが追いつかない人も。沖縄八重山地方では今年全国初の熱中症警戒アラート発表。暑さに翻弄されるのは訪日外国人も同じ。日本は湿度が高いので体調崩しやすいそう。先月の訪日外国人客数は過去最多の390万人以上。観光名所をめぐる外国人観光客7人の6時間のサイクリングツアーも開催されていたが、参加した人の背中は真っ赤に焼けていて「とても蒸していた天気だった」などと話していた。ツアー企画会社代表は「昔より危険な暑さになってきた」などと話していた。
フジ大株主ダルトンのローゼンワルド最高投資責任者がフジテレビ訪問で清水社長と面会。先週フジ側がダルトン人事案に反対し、両者の意見は分かれていた。ローゼンワルド最高投資責任者は非常に良い協議だったとした一方、「人事に関する妥協案についてフジ側から明確に否定された」と明らかにした。
「アメリカは腐敗した無能な政権の手中にある」などと批判したブルース・スプリングスティーンさんに対し、トランプ氏は大統領選での民主党協力を問題視し「大規模な捜査を要請する」などと牽制。ブルース・スプリングスティーンさんの代表曲ボーン・イン・ザ・USAはベトナム反戦歌だが、トランプ支持者は愛国曲としている。
卓球世界選手権。大藤沙月と吉村真晴のペアは、世界ランキング1位の中国ペアと対戦。執念のラリーや強い横回転サーブ、三球目攻撃などが刺さり、3対1で勝利。準決勝進出とメダル確定をきめた。
先月卓球界で大きな発表。2028年ロサンゼルス五輪から卓球の種目が変更される。2024年のパリ五輪では、男子シングルス、女子シングルス、混合ダブルス、男子団体、女子団体の5種目だったが、ロサンゼルス五輪では、男子シングルス、女子シングルス、混合ダブルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合団体の6種目となる。今回増えたダブルスは日本は非常に強く、追い風になるのでは。伊藤美誠・早田ひなペアは女子ダブルス2019・2021世界選手権で銀メダル獲得。長崎美柚・木原美悠ペアは女子ダブルス2023世界選手権で銅メダル獲得している。スタジオでもメダルが期待できるのではなどとコメントされた。男子では張本智和・松島輝空ペアが現在出場している。
ドジャース対ダイヤモンドバックス。ドジャースの先発は山本由伸。カーブ球などで連続三振を奪うと、勢いそのまま三者連続三振も。山本由伸が相手を圧倒する投球をみせ、ドジャースは4x対3で勝利。「捕手のウィル・スミスを信じて思い切り投げた」などと山本由伸はコメント。きょうの試合では山本由伸はカーブの割合が高かったようで、「余程キレとコントロールが良かったのですね」などとスタジオではコメントされた。MLB公式Xでも絶賛。
カブス対マーリンズ。カブスは鈴木誠也のHRなどの活躍があり、14対1で勝利。鈴木誠也は打点リーグトップに。両リーグ打点ランキングでみても、ジャッジに並び首位。
阪神対巨人。阪神藤川監督は巨人阿部監督が得意で、現役時代の対戦成績でも勝っている。阪神は先発ビーズリーが序盤抑え込むも4点先制され、その後は打線が冴えるも、4対5で敗北。