アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席が会談。対話を再開することで合意した。アメリカではパンダの返還が相次いでいる。来年にはすべてのパンダが中国へ返還される。約1年ぶりに米中首脳会談が行われた。1対1の散歩も含め4時間の会談だった。どんな思惑があったのか。アメリカは中国を競争相手と位置づけている。去年、アメリカのペロシ下院議長と台湾の蔡英文総統が会談。台湾との連帯を示した。これに中国が反発。米中の軍同士の対話が停止。さらに、中国の偵察気球が、アメリカの領空に侵入。アメリカ軍が撃墜し関係が急速に悪化した。偶発的な衝突を防ぐため、軍の対話再開で合意した。合成麻薬「フェンタニル」など薬物取締作業チームの設置や、AIに関する対話の開始などで合意した。