来週アメリカのワシントンで行われる岸田総理とバイデン大統領の日米首脳会談の合意文書の草案によると、人と人との絆を強化する複数の取り組みで合意する見通しである。高校生・大学生を対象とした交換留学の新プログラムを12億円超の規模で立ち上げるほか、アメリカでの日本語教育の裾野を広げるため日本から補助教員を受け入れるプログラムを拡充する。今回の訪問で両首脳は日米関係をグローバルなパートナーと位置づけ、アメリカ主導のアルテミス計画で日本人の宇宙飛行士2人を月面着陸させることで合意するほか、AIなど先端技術の研究でも連携強化を打ち出す方針である。