EUは17日、首脳会議をブリュッセルで開き、イランへの制裁を強化する方針で一致した。EUのミシェル大統領はイランの無人機やミサイル関連企業が制裁の対象になるとした。会合後に発表された声明ではすべての当事者が最大限の自制を行い、地域の緊張を高めるような行動を慎むよう強く求めた。アメリカのバイデン大統領は17日、有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿した。イランがイスラエルへの攻撃を大幅に強めることに成功すればアメリカも巻き込まれる可能性があると危機感を示し、アメリカ議会にイスラエルへの軍事支援に関わる予算案を早期に可決するよう求めた。