- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
トランプ大統領が決定した「相互関税」の発動まであと1日。対応を迫られる各国は頭を悩ませている。
ワールドシリーズを制覇したドジャースがホワイトハウスを表敬訪問。大谷翔平はトランプ大統領から記念のメダルを贈られた。そのトランプ大統領の相互関税の影響で金融市場は混乱。ダウ平均30社の時価総額は約300兆円減少した。トランプ大統領は中国の報復関税に対しさらに反撃。対中関税率は104%になる形。中国は米国産大豆の関税引き上げなど具体的な対抗策を掲げ、「関税戦争、貿易戦争を執拗に仕掛けるなら、最後まで付き合う」と一歩も引かない構えだ。日本市場は買い戻しが続き過去4番目の上げ幅となった。46%という高い関税が課されたベトナムはアメリカへの輸出が多く大きな打撃となる。最高指揮者のトー・ラム共産党書記長はアメリカからの輸入関税ゼロを提案し、アメリカ製品の購入増の意向を表明した。日本時間9日 午後1時1分、相互関税が発動する。日本政府は関税措置に関する総合対策本部を立ち上げ、赤沢亮正経済再生担当大臣を交渉役に任命した。
トランプ政権があす午後発動予定の相互関税をめぐり各国の対応が分かれている。強硬姿勢なのは中国、34%の相互関税に対しアメリカからの全輸入品に34%の報復関税を10日から課すとしたがトランプ大統領が反発、撤廃しなければ50%の追加関税を課すとした。対し中国はさらなる対抗措置を示唆している。EUは交渉と対抗をとっている。20%と鉄鋼や車などに追加関税25%だがフォンデアライエン委員長は工業製品関税を互いにゼロにすることを提案、必要な場合は報復関税などの措置を準備している。46%の相互関税のベトナムは歩み寄りの姿勢。国営メディアによるとトー・ラム書記長はトランプ氏と電話会談し「製品への関税をゼロに引き下げるため交渉する用意がある」と伝えた。32%の台湾は頼清徳総統が緊急ビデオメッセージを公開、「報復関税で対抗する計画はない」と交渉を通じ解決する方針を示した。24%の日本はきのうの日米首脳の電話会談では双方で担当閣僚を立て協議継続することでまとまった。担当となったベッセント財務長官は「日本政府と関税や非関税障壁・為替などについて話し合うことを楽しみにしている」と表明した。国会記者会館から中継で千々岩さんが解説。会談時間は25分だったがポイントは2つ、トランプ大統領に交渉の意思があることが確認された、ベッセント財務長官という交渉ラインが確定したこと。電話会談の中でもトランプ氏は石破総理に対し不満を言っていたが自動車や貿易赤字へのこだわりや交渉のヒントが見えてきたということ。円安ドル高も焦点などとした。
トランプ大統領はこれまで否定的な考えを示してきた日本製鉄によるUSスチールの買収をめぐり新たな審査を行うようCFIUSに対し指示した。CFIUSは再審査し45日以内に報告書を提出する。USスチールを巡ってはバイデン前大統領が買収措置を決めトランプ大統領も否定的な考えを示していたが今回の指示で買収阻止の決定が覆る可能性がでてきた。この動きにUSスチールは「アメリカ鉄鋼業への歴史的投資を実現する上で極めて重要」だと歓迎、日本製鉄も感謝しているとし「既に計画している投資に着手できるよう早期の審査完了を期待」としている。
様々な器官の細胞に変化できるiPS細胞を活用した心臓病治療用の心筋細胞シートについて大阪大学発のベンチャー企業が今日厚生労働省に製造販売を行うための承認申請を行った。心筋細胞シートは心臓の表面に付けることで新たな血管を作るなどして虚血性心疾患の治療ができ、これまで8人の患者に治験を行って経過は順調だという。厚生労働省は今後1年ほどかけて安全性や有効性などを評価し、承認されれば世界初のiPS細胞を活用した心臓病治療が誕生することになる。
尹錫悦大統領の罷免に伴う韓国の次期大統領選挙は韓国政府のきょうの閣議で6月3日に決定した。世論調査では最大野党の共に民主党李在明代表がトップを独走、一方与党国民の力の金文洙雇用労働相や韓東勲前代表など数人が候補として有力視されている。
さきほどニューヨーク株式市場が取引を開始しダウ平均株価は4営業日ぶりに値上がりしている。ダウ平均株価は現在前日の終値に比べ1089ドル高い39000ドル台前半で推移している。取引開始直後から買い戻しの動きが広がって一時1300ドルを超える上昇だった。一方ブルームバーグはトランプ政権の関税政策の不透明感が増す中今後の市場動向について世界的な景気後退への警戒感が高まるに連れより長期にわたる株価の低迷に繋がる可能性があるとの専門家の見方を紹介している。
川崎・宮前区の春待坂では西向き斜面のため桜の開花が遅いのが特徴。高齢の桜が多く倒木などの危険があり今月下旬から植え替えを実施する。ソメイヨシノの寿命は60~80年といわれ戦後各地に植樹され全国各地にこのような場所がある。春待坂では150本のうち60本伐採し60本以上を新たに植える計画で川崎市担当者も「伐採するのはつらいが安全を考えての判断。新しい桜も地域に親しんでもらえるよう大切に育てていきたい」と説明している。
全国の気象情報を伝えた。
マーリンズ戦に先発登板したメッツの千賀滉大。キャッチャーのセンガーは、マイナーで7年過ごし、今季メジャーデビューした。ストレートで三振を奪い、センガーのリードで2者連続三振。3回にもランナーを背負うが、お化けフォークで切り抜けた。千賀滉大は5回無失点。初めて組んだバッテリーで今季初勝利をあげた。
ナショナルズ戦に出場したドジャース・大谷翔平。第1打席、打球速度182キロの鋭い打球で、3試合ぶりのヒットをマーク。第2打席、4試合ぶりの第4号ホームランを放った。話題の新パフォーマンスを自ら披露。第3打席には、フェンス直撃の3ベースヒット。6年ぶり、2度目のサイクルヒットに王手をかけたが、第4打席は見逃し三振に倒れ、第5打席はフォアボールを選び、サイクルヒットは達成できなかった。大谷は3安打の活躍を見せるも、チームは今季初の連敗を喫した。
巨人とDeNAの試合。DeNAは4回、連続ヒットでチャンスを作ると、山本祐大が2点タイムリーツーベースで先制した。巨人は6回、チャンスで岡本和真がタイムリーツーベースで1点差に迫る。DeNAは7回、ランナー2・1塁で牧秀悟がレフトへのタイムリー。巨人を突き放す。2点差で迎えた巨人は、ランナー1塁で岡本和真がフェンス直撃のタイムリーツーベースで1点差に。甲斐拓也のタイムリーで同点に。9回、DeNAが2アウトながら満塁のチャンス。筒香嘉智はここを決められず、延長の末引き分けに終わった。
甲子園開幕戦となった阪神。才木浩人が先発し、自慢のフォークが冴え渡り、ヤクルト打線を5回まで2安打に抑え、3塁を踏ませない。6回、ランナー1・2塁で、ヤクルトのオスナ。ファーストゴロに打ち取り、ここを凌ぐ。8回、再びピンチ。サンタナに対した才木浩人は、ストレートをライトに運ばれ決勝点に。甲子園開幕戦も勝利できなかった。
中日と広島の試合。中日は1点リードの7回、ここまで広島を無失点におさえてきた先発・マラーがタイムリー内野安打を許し、同点に追いつかれる。同点のまま迎えた延長12回、サヨナラのチャンスを作り、昨シーズンの対広島打率.545の上林誠知が代打に出たが、三振に倒れ、試合は引き分けに終わった。
楽天と日本ハムの試合。日本ハムは、2点を追う4回、万波中正がレフトスタンドへの2号2ランホームランで同点に追いつくと、9回チャンスを作り、清宮幸太郎が楽天・則本昂大のストレートを捉え、勝ち越しに成功。先発の伊藤大海は、9回、最後は152キロのストレートで三振を奪った。自己最多13奪三振をマーク。今季初勝利をあげた。伊藤は試合後、絶対最後まで投げるんだという気持ちだった、次は引っ張っていけるような投球でチームを勝ちに導きたいなどと話した。
ソフトバンクとオリックスの試合。ソフトバンク先発は、昨シーズン最優秀防御率を記録したモイネロ。大きく曲がるカーブに力強いストレートで、緩急を活かし、5回無失点に抑える。打線は、2試合連続の2桁安打で5得点。投打で首位オリックスを上回り、連勝。
高橋光成は3年連続2桁勝利をあげていたが、去年は0勝11敗。これまでやったことのないトレーニングを地道に続けた。1回、いきなりピンチを作った高橋光成は、ポランコにタイムリーを許し先制される。その後は粘りを見せて追加点を許さない。高橋光成は苦しみながらも5回1失点。西武はその後6失点し、勝利とはならなかった。
FIBAアジアカップ2025の組み合わせ抽選が行われた。日本はグループBで、過去3度の優勝を誇るイランのほかシリア、グアムと同じ組。54年ぶりとなるアジアカップ制覇を目指す。