米国の有力紙ニューヨークタイムズは3日先週行われたテレビ討論会で高齢不安が再燃したバイデン大統領が側近に対し、「数日間で国民を納得させることができなければ選挙戦は続けられないかもしれない」と語ったと報じた。この報道についてホワイトハウスのジャンピエール報道官は3日「絶対にない」と強く否定した上で「大統領は選挙戦を続ける考えだ」と強調した。またバイデン大統領も先ほど選挙キャンペーンの声明を出し「私は出馬する」と、選挙戦の継続を改めて表明した。身内の民主党内からは2日に続いて3日も、現職の連邦議員から「他の候補を探すチャンスだと思う」と撤退を求める声が出るなど圧力が強まっている。