米国大統領選挙からの撤退圧力が強まるバイデン大統領を巡り、米国メディア・NBCは20日、クリントン元大統領と妻・ヒラリー元国務長官が、バイデン氏の選挙戦継続を支持していると報じた。一方、オバマ元大統領は周辺に「撤退を真剣に検討する必要がある」と伝えたと報じられていて、民主党内でも意見が割れている。こうした中、米国・ホワイトハウス前で20日、民主党の支持者らがバイデン氏に選挙戦からの撤退を求める集会を開いた。新型コロナウイルスに感染し、自主隔離を続けているバイデン氏は、週明けから選挙活動を再開する考えを示している。