11月の米大統領選挙で再選を目指していたバイデン大統領が、SNSで選挙戦からの撤退を表明した。バイデン大統領は「決断の詳細については今週後半に国民の皆さんにお話しする」としている。また、バイデン氏に代わる候補としては、ハリス副大統領を指名した上で「今こそ団結してトランプ氏を倒す時」だと訴えた。バイデン氏は先月27日に行われたトランプ前大統領との討論会で言葉に詰まるなど精彩を欠き、高齢への不安が高まっていた。討論会を受け民主党の議員が公然と選挙戦からの撤退を求めるなどバイデン氏への撤退圧力が強まっていた。