ウクライナへの全ての軍事支援を一時的に停止するよう指示したアメリカ・トランプ大統領。CNNによるとホワイトハウス当局者は「トランプ大統領は平和を重視する姿勢をはっきり示している。パートナーにも尽力してもらう必要がある」と話した。ウクライナ・ゼレンスキー大統領については退陣も示唆。ブルームバーグによると停止されたものには未搬送の多連装ロケットシステムや対戦車兵器などの重要兵器も含まれている。ドイツの調査研究機関の集計では支援総額はヨーロッパ全体の方がアメリカより多いものの軍事支援に限ればアメリカが上回る。CNNは西側関係者の話として「バイデン前大統領が政権末期に大量の兵器を輸送したためウクライナが夏の初めごろまでは現在の戦闘のペースを維持できる可能性がある」と伝えている。ゼレンスキー大統領は「停戦で合意してもロシアが再び侵略する可能性がある。アメリカによる安全保障が必要」という立場。