イランとの戦闘などをめぐり、全米で約800万人が参加する大規模デモが行われるなど、逆風にさらされているトランプ大統領。この1週間、その発言はさらに過激さを増し、その言動はイースターの行事でホワイトハウスを訪れた子どもたちにも向けられた。さらにこの後、子どもたちの前でバイデン前大統領を揶揄する発言を連発し、炎上。そんな大統領らしからぬ言動に、身内からも弾劾を求める声が出ている。記者からは精神状態を疑う質問も飛び出した。最新の世論調査では、トランプ政権の支持率は41%と、イラン攻撃開始直前から1.8ポイントしか落ちていないが、今後、罷免される可能性はあるのか。アメリカ政治に詳しい三牧聖子教授は「制度上、今すぐの罷免の可能性はない」としつつも、「だんだん岩盤支持層のMAGAの中でも、トランプ大統領から距離を置く人、支持をやめる人も出てきている。『トランプ大統領はアメリカ・ファーストの政治をしているんだろうか』と。戦争を始めて、とりわけ開戦当初、ものすごい戦費を使っている。イスラエルに巻き込まれた形で戦争していると。アメリカ・ファーストではなくイスラエル・ファーストの政治になってしまっているのではないかと。(アメリカ)国民はガソリン価格が上がったのか下がったのか維持されているのかで投票先を考える。選挙のカギを握る無党派はどんどんトランプ大統領から離れている状況があると思う」と述べた。
