スイスの高さ220mのダムの壁を登るプロクライマーたち。世界で最も過酷なクライミングと言われている。男女1人ずつのチームが6種類で構成されたルートを一緒に登り、その速さを競う。スポーツクライミングでは通常、高さ15mだが、この競技は180mで12倍の高さ。世界一の過酷さにプロでもミスをするチームが続出。見事ノーミスで最速完登したのはオーストリアのジェシカ&ヤコブのチーム。実は、パリオリンピックのスポーツクライミングで銅メダルを獲得したメダリストの2人。競技の歴史に新たに名を刻んだコンビは勝利の美酒に酔いしれた。