スケートボード女子パーク予選に日本からは開心那選手、四十住さくら選手、草木ひなの選手の3人が出場。パークはお椀型のコースを45秒間3回滑り、最も高い点数で順位をつける。草木は大技の「540」を決めるなどして予選3位、開選手は日本勢予選最高得点の88.07点をマークし、予選1位で決勝進出を決めた。開心那の名が一躍とどろいたのが前回の東京オリンピック。女子では彼女しかできない大技ノーズグラインドを成功させ12歳で銀メダルを獲得。日本人で史上最年少のメダリストとなった。身長は22cm伸び、以前より体が大きくなり体重が増えた分滑りもスピードアップした。これにより得意技ノーズグラインドも2019年と比べて進化した。四十住はミスが相次ぎ予選敗退。そんな中、輝きを放ったのは四十住の親友で日本人の母を持つ英国代表のスカイブラウン。さらにほぼ完璧な演技だったのがアリサトルー。決勝の最終ラウンド、開は得意のグラインドを軸に攻めて果敢にトップを狙いにいき、2大会連続の銀メダルを手にした。