日本時間のきょう行われたスケートボード女子パーク決勝。開心那が2大会連続銀メダルを獲得した。東京オリンピック当時は12歳、日本選手史上最年少メダリストとなった。その後、ローマで行われた世界選手権で優勝するなど数々の結果を残し、世界ランク1位となった。身長は東京オリンピックの時よりも約20センチも伸びるなど、心身共に成長。スケートボード女子パークはすり鉢状のコースで45秒間、技を披露。3回のランで一番高い点数を競い合う。開心那の1回目、片方の車輪だけで滑るノーズグラインドなどの大技を連続で決め続け、91.98をマーク。暫定1位となった。2回目のラン終了時点での順位は、3位・オーストラリアのA・トルー、2位・東京オリンピック銅メダリスト・英国のS・ブラウン、1位・開心那。3回目の滑走、A・トルーは空中で1回転する大技を決め、開心那を上回る93.18をマークし、暫定1位。S・ブラウンスは92.31をマークし、暫定2位。最後に開心那が92.63をマークし逆転2位となった。トップ選手たちが全てを出し尽くし、最高の演技を披露し合った。15歳、開心那が2大会連続銀メダルを獲得。日本人の母親を持つA・トルーが金メダルを獲得した。