日本ジャンプ界にとって大きな転機となった北京オリンピック。その1年後、日本のエース・小林陵侑は淡々と変化を恐れず突き進んでいた。小林陵侑は今のジャンプ界を変えたいという思いがあった。去年4月、W杯帰国会見で個人として活動をしていくと発表し、異例のプロ転向をした。おととし2月の北京五輪でメダルが取れて自分でも変えられるんじゃないかという自信がついたという。日本ジャンプ陣24年ぶりの金メダルを獲得した一方で団体戦はかつての栄光を取り戻せずにいた。小林陵侑が変化を求めるのはここにある。日本の底力を上げたい、若い子たちが世界を見れるシステムを作っていきたい、企業間で戦っていても世界で戦かえなかったら悲しいと話す。坂野旭飛は高校世代では敵なしのスター候補。高校ラストイヤー、コンチネンタルカップへの出場を果たした。世界に出るだけじゃなく通用する選手になりたいと話した。北海道・積丹町の15歳・三上託摩は去年夏に中学生の大会で総合優勝、国際大会にも選出された逸材。