きのうからスターバックスコーヒーの沖縄県内の全32店舗でバイオポリマー素材の新ストローの先行導入が始まった。これまでは石油由来のプラスチック製ストローを使っており、2020年末までに全廃することを2018年に発表していた。2020年1月、紙ストロー提供開始。きのう、飲み心地の良さ・環境負荷低減を両立するバイオポリマー素材のストローを沖縄32店舗で先行導入。原材料バイオポリマーは主原料が植物油など。土の中・海中の微生物が二酸化炭素と水に分解→自然界に循環。紙ストローよりも軽く耐久性が高い。製造までの過程で出る二酸化炭素の排出量が少ない。店舗から出る廃棄物量が重量ベースでこれまでの半分近くに削減できる見込み。スターバックスコーヒージャパン・古川大輔さんによると、「沖縄は全国平均と比べ(年間販売数が)15%ほど冷たい飲み物の販売数が多い」ことから「利用者の生の声、新ストローの認知度を広げられる期待から沖縄先行導入に踏み切った」という。全国の店舗には今年3月以降に順次導入し、フラペチーノなどに使う太いストローは4月上旬をめどに切り替えるという。プラスチックストローの廃止の流れは進んでいる。セブンイレブンジャパンは2019年〜全店舗でセブンカフェ用ストローをプラスチックからバイオポリマーに順次変更。伊藤園でも2021年10月〜茶系飲料3製品に100%植物由来のストローを採用。ケンタッキーでは去年6月〜順次プラスチックストローを廃止→直接口をつけて飲むタイプを導入。現在約400店舗で導入中。従来の蓋に比べプラスチック使用量は17%削減。出演者は「自然と我々はいつの間にか接していて、環境に優しい社会になってきている」等とコメント。
住所: 沖縄県中頭郡北谷町北前1-6-1
URL: https://store.starbucks.co.jp/detail-4151/
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