深谷幸司さんは「ミクロの悪い話もあったが、マクロの指標もちょっと悪い数字が出てきています。先週金曜日、PMIが発表され、ショッキングな数字でした。アメリカサービス業の景況感が49.7になり、景況感の分かれ目の50を割り込みました。ヨーロッパは引き続き低迷していますが、サービス業は50.7で、アメリカより上です。総合指数ベースではアメリカも50.4になってしまいました。ヨーロッパは50.2で前月と同じだったが、ほぼアメリカとヨーロッパが同水準になりました。絵的にはアメリカ一人勝ちといえない状況で、日本の日経サービス業PMIは、2月に53.1となり欧米より上。アメリカの一人勝ちイメージを揺るがす数字になってしまいました」などと話した。