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「ジョスト司令官」 のテレビ露出情報

統合作戦司令部の発足に合わせて防衛省で開かれた式典。司令部トップの南雲憲一郎統合作戦司令官に部隊の旗が手渡された。これまで陸海空の各自衛隊の司令部は異なる場所に置かれていたが、新たに設けられた統合作戦司令部は、防衛大臣の命令のもと各自衛隊を一元的に指揮する。統合作戦司令部が設置されるきっかけになったのは東日本大震災。このときは自衛隊制服組トップの統合幕僚長が部隊を実質的に指揮する役割を担う一方、防衛大臣の補佐として政府の会議に出席するなど負担が集中。役割を分担する必要があるという指摘が出ていた。今後は統合作戦司令官が平時から部隊の指揮に専従で当たり、統合幕僚長は防衛大臣の補佐により専念することになる。防衛省はさまざまな事態が起きてもより迅速に対応できるようになるとしている。統合作戦司令官が指揮できるのは平時の警戒監視や災害派遣、弾道ミサイルへの対処、それに有事の際の防衛任務など広範囲に及ぶ。司令部発足のもう一つのねらいはアメリカ軍との連携強化。統合作戦司令官はアメリカ軍などと作戦に関する連絡調整も行う。現在、在日アメリカ軍の部隊の指揮権を持つのはハワイにあるインド太平洋軍司令部。日本と距離や時差があるため、専門家からは有事の際などに自衛隊と円滑に連携するには課題があると指摘されてきた。アメリカは今後、在日アメリカ軍を再構成しカウンターパートとなる統合軍司令部を設けることにしている。こうした動きは、いわゆる台湾有事も念頭に中国などへの抑止力を高めたいねらいがあると見られる。一方、アメリカのCNNテレビは、国防総省が組織や態勢を見直すために検討している案の中に、在日アメリカ軍を強化する計画の中止が含まれていると伝えていて、計画どおりに進むのか注目されている。

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